竹田の女達磨(大分県竹田市)

福女ともいわれる張り子の姫達磨。胴には松竹梅模様が描彩されている。江戸時代初期、ある武家の人妻が一晩中雪中に立って復縁を願うことで、離縁が解消された。以後は夫婦七転び八起きで働き豊かな生活を得たという説話にちなんでいるとされている。元日未明、鶏の声を聞くと同時に部落の若者がこの達磨を各戸に投げ込んで回り、縁起を投げ込まれた家が祝儀を包む習俗もあるという。